「手に職」をつけたい45歳独身、「FP(ファイナンシャルプランナー)になりたい!」資格を取れば独立型FPになれますか?

「手に職」をつけたい45歳独身、「FP(ファイナンシャルプランナー)になりたい!」資格を取れば独立型FPになれますか?

お金に苦労せず、幸せに生きていくことを目指すこの連載。今回は野多はる美さん(仮名・45歳 ・司会業)からの相談です。

「もうすぐ45歳になります。メインは司会業で、登録している事務所から派遣され、イベントや披露宴の司会などをしています。ただ、それだけだと収入が少ないため、新卒で経理事務職として5年勤務していた経験を活かし、銀行などで派遣社員としても働いています。そのこともあって、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を取って、独立型FPになりたいと思うようになりました。自分の家計の見直しにも役に立つと思ったし、銀行では保険なども扱っているので、FPの資格を取れば、派遣の仕事にもやりがいが感じられると思ったからです。独立型FPになれれば、一生仕事をすることも可能だと思いました。ただ実際、今の年齢から独立型FPを目指せるのか心配です。どういう目標立てをしていけばいいのか、また、どうやって仕事を探せばいいのか、アドバイスいただけると嬉しいです」

「ビジネスに役立つ資格をキャリアアップに生かそう」「好きなことを仕事にするために資格を取ろう」とは、よく言われていることです。また、FPは女性に人気の資格のひとつ。マネーについて興味がある堅実女子が、テレビや雑誌で家計マネー診断に登場するFPをみて、魅力を感じるということも少なくありません。「一生仕事をしていくなら、なにか、きちんとした資格を持ちたい」と思う意欲はすばらしいもの。では実際、相談者さんの言う「独立型FP」になるには、どうしたらいいのでしょうか。森井じゅんさんに伺ってみましょう。

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女性にも人気の資格「ファイナンシャルプランナー(FP)の仕事とは?

相談者さんは、現在、司会業の傍ら銀行の派遣社員としてお勤めされているとの事。これからファイナンシャルプランナー(FP)の資格を取得し、独立型FPを目指したいと考えていらっしゃるんですね。

まず、FPとは本来どんな仕事をするのか、ご説明しますね。

FPとは、ざっくりと言えば、顧客のお金まわり全般についての相談を受け、総合的なアドバイスを行なう仕事です。具体的には、ライフプランに合わせた資金計画や家計の見直し、保険の見直しや資産運用、そのほか住宅ローンや不動産、教育や老後、相続など幅広いエリアについて分析やシミュレーションを行ない計画を立てるお手伝いをします。

資格の取得方法は様々ですが、一般的には養成研修を修了後認定試験に合格、その後、FP協会の会員となることでFPと名乗って活動できるようになります。

独立型FPは全体の1割にも満たない狭き門

FPの養成や認証を行なう日本FP協会の会員数は、2018年7月現在約20万人です。

FPの会員は主に3種類です。

  • 仕事とは関係なく、自身の興味や自己啓発のための会員
  • 企業等に所属しているFP
  • 独立しているFP

このうち、圧倒的に多いのは2番目の「企業に所属しているFP」で、全体の7割と言われています。その中でも、生命保険会社で保険商品の営業をしたり、証券会社・銀行などの金融業界で商品の提案・営業を行なうFPが多いです。ほかには、不動産会社やその他の一般事業会社でFPの知識を生かして働く方たちもいます。

また、最近増えているのは、保険会社と契約するのではなく、保険紹介会社に所属するFPです。一言で言えば、保険の営業の成果を紹介会社を通じて受け取るものです。いずれにしても、これらのFPは、商品を営業し販売することで手数料収入を得る形となります。

相談者さんの「独立型のFPになりたい」ということは、上記のように、営業・販売の手数料を得るのではなく、3番目の「独立しているFP」、つまり独立した立場からお客様のプランニングとアドバイスを行ない、それに対する報酬を得て生計を立てていきたい、という事でしょうか。

実は、FP事務所に所属したり自分でFP事務所を運営し、本来のFP業務(マネーについての総合アドバイスとプランニング)をしている「独立しているFP」は、全体の1割に満たないと言われています。

他のどんな資格も同じですが、FPも、「資格さえあればお客さんが来て収入が得られる」というものではありません。FPの資格を取得しても、FPとしての顧客に有益なサービスやアドバイスを提供できなければ対価を得る事は難しいでしょう。

特に、FPは家計や資産の状況といった極めてプライベートな情報を扱うことになります。相当以上の信頼を得られない限り、顧客はそういった情報を提供してくれません。こうした情報では、実績や経験に基づいたコミュニケーションが非常に重要になってきます。有料であればなおさらです。

加えて、現在ではネットでさまざまな情報を得る事ができます。テキストに書いてあるような情報は、ネット上に転がっているのです。一般的な情報から一歩二歩踏み込んだ情報提供がなければ、リピートで相談に来てくれないでしょう。

FPの資格だけではマネーアドバイスはできない?

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