【私の場合】夜中に呼び出し正座説教、謎の連帯責任……元野球部オジサンの執拗なパワハラ~その2~

【私の場合】夜中に呼び出し正座説教、謎の連帯責任……元野球部オジサンの執拗なパワハラ~その2~

「黙って20分くらい怒鳴られた後、先輩がしているように上司に向かって“ありがとうございました!”と言いました。すると溜飲が下がったらしく、通常業務に戻ったのです」

貴美子さんはその上司をネット検索します。上司は8年ほど前にFacebookに登録し、何回か投稿して放置してその存在を忘れているようでした。

「上司のページを見たら、出身中学校から大学まで記されており、交際ステータスが“複雑な関係”になっていたんです。甲子園に出たことを自慢していたから、親の教師ネットワークを使って、上司はどんな選手だったかを調べたら、レギュラーすれすれの補欠で出場を逃していたんです。そのコンプレックスがあんな態度になって表れていたんでしょうね」

また、その高校の野球部は山の中で練習と合宿を行なっており、地元でもひどい体罰が有名だったといいます。

「結果を出せない選手をバットで殴るなど、血を見るのが当たり前だったといいます。今、スポーツ界でパワハラが問題になっていますが、そうじゃないと結果を出せない世界ではあると思います。それが上司の成功体験なんでしょうね。“愛の鉄拳で自分は育ててもらった。ありがとうございます”っていう。だから、私は“スポーツパワハラは永遠です!”って宣言したいくらい。派遣されていた会社と、辞めた会社でそう思いました」

半年もその会社に勤務していると、「上司に殴られる同僚も、自分自身が叱責されるのにも慣れてしまった」と言います。

「攻撃されるたびに“ありがとうございます”と言う“bot状態”にならないと、正社員として務まらない。でも、給料が悪くないので勤務しようと思ったんですが、やっぱり無理でした。だってその上司は結果が出せない社員を夜中の2時に会社に呼び出して、正座をさせて説教するんですよ。同僚に聞くと“そんなの多くて半年に1回くらいだよ。やり過ごせばいいんだよ”と言っていましたが、実際にされてみると私にはムリでした」

辞める時に、同僚の部活経験をそれとなく聞いてみたそうです。

「すると、男女問わずみんな体育会系出身なんですよ。自分が体罰を受ければ、いずれ他の人にするようになると思います。彼らに言わせると私は“甘い”と一蹴されるでしょう。でもそれはそれでいいんです。今、転職活動をしていますが、給料は安くても共存共栄できる会社を探しています」

スポーツの常識を会社に応用する。そこには、チームで一つの結果を求めるから強くなる、という利点もある。しかし、弱い人や命令に従わない人を攻撃し、排除するというケースもある。

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