【私の場合】夜中に呼び出し正座説教、謎の連帯責任……元野球部オジサンの執拗なパワハラ~その1~

【私の場合】夜中に呼び出し正座説教、謎の連帯責任……元野球部オジサンの執拗なパワハラ~その1~

ハリウッドで表面化したセクハラ問題をきっかけに、SNSなどで性暴力被害者に連帯する「#metoo」運動が拡大。そして、あらゆるハラスメントの根絶、マイノリティーの安全、平等を求めるセクハラ撲滅運動「TIME’S UP」も起こりました。そこで注目したのは、“反論する声”を持たぬ一般人である女性が受けたセクハラ、パワハラについて。彼女たちが、様々なハラスメントにどう向き合ったのかを本連載では紹介していきます。

お話を伺った松本貴美子さん(30歳・仮名)は、「体育会系運動部出身オジサンは、空気を吸うみたいにパワハラをする」と語ります。彼女は新卒時から派遣社員になり、大手広告代理店で勤務してきた。この時に体育会系オジサンのパワハラにずっと苦しめられてきて、耐性はあったといいます。

しかし、29歳のときに一念発起して正社員になったコンサル会社にいた野球部出身の40代の上司のパワハラがきつ過ぎ、8か月で退職したばかりだと言います。まずは、モラハラやパワハラの耐性ができたという、広告代理店時代の話を伺いました。

「エリートばかりの会社で、サイコパスっぽい人もいたんです。私は男性から恋愛対象と思われやすい外見をしているので、勝手に“オマエは俺のことが好きだ”と勘違いした上司に家まで尾行されたり、夜中に3階にあるウチのベランダに立たれたこともありました。でもそれは会社の外である“社会”で行なわれたことなので、警察も呼べるし、隣近所の人も助けてくれました」

貴美子さんは富山県出身。公立高校教師の両親は貴美子さんが大学進学を機に上京するときに、美貌の娘の安全環境を整えるために、所轄警察署にあいさつに行ったとか。それだけでなく町会長を訪問し、地域の保護司や民生委員、マンションの管理事務所、両隣の人にも手土産をもって訪問したそうです。

「私が引っ越すたびに同じことをしていますからね。でも、ホントに怖いのは学校や会社。だって、“社会”とは隔絶されていますから。第三者の目がないから、何かあった時に警察を呼んでもらえない。会社内での問題に警察を呼べば、呼んだ人が裏切り者になって、出世できなくなるじゃないですか。被害者が命を落として、マスコミが動き、やっとその中で何が行なわれていたか表面化する。それだって有名な会社じゃないとニュースにならない。いじめ、モラハラ、パワハラ問題って、命を引き換えにしないと取り上げられないんです」

金融、広告、不動産……結果を数値化しやすい業界では、パワハラやモラハラがおこりやすいと貴美子さんは指摘します。入社試験が難しい大手であればあるほどそうだといいます。「正社員の選民意識、社会から隔絶され、独自の文化の中で生きていますよね。その中でも序列を競い、プレッシャーを与えられているから疲弊しているんですよ」

その疲れは言葉や態度になり、立場が下の人への差別や攻撃になっていく

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