【勤続10年女子】  先の見えない不安から、溢れる言葉は嫌味と悪口ばかり……今の私はネガティブモンスター~その2~

【勤続10年女子】 先の見えない不安から、溢れる言葉は嫌味と悪口ばかり……今の私はネガティブモンスター~その2~

大卒の新卒入社した社員の、入社3年以内の退社が30%とも言われている現代。正規雇用ではない派遣やパート、フリーランスという働き方が多様化する中で、アラサー、アラフォーともなれば勤続10年近くになる社員もいる。

そんな「勤続10年女子」の本音に迫っていく。

今回登場するのは、事務機器や光学機器を扱う親会社を持つ、ソフトウェアの開発や運営を行なうシステム開発会社で、庶務課の事務として働いている薫さん(仮名・33歳)。

埼玉県浦和市で生まれ育った薫さんは、子供向け玩具メーカーに勤務していた父と、地元の百貨店で接客業をしていた母、3歳下で自由奔放な性格の妹の4人家族。母親から常に「お姉さんだからきちんとしなさい」と育てられたため、自分のやりたいことよりも親から褒められるようないい子でいることを意識して過ごしてきた。大学では心理学の勉強をしたいと考えるが、母親から反対され、有名私大の文学部に進学。就活でも、やりたい仕事ではなく経営が安定している大手企業をメインにエントリーし、現在の会社に入社する。

薫さんとは違い、妹は自分の意思を優先させ高校卒業後は美容師の資格を取るために美容学校に進学。自由そうに生きている妹を見ると、「遊んでばかりじゃない」「給料安いよね」と嫌味しか出てこない。

入社して1か月の研修期間が過ぎ、改めて配置される部署が決まった。薫さんの配属先は庶務課。庶務課に新入社員が来るのは8年ぶりのため、周りは50代の役員社員や、30代以上の社員がほとんどだった。月に一度の締め日と、年2回の決算時期以外は、毎日1時間程度の残業で退社できた。主な業務は勤怠に関する資料作成や、備品管理、郵便物の送付業務など、基本的にはルーティンワーク。別部署に配属された同僚が忙しく過ごす中、このままでは自分はスキルアップができないのでは?という不安を抱えるようになる。

彼女が25歳のころ、美容師として働き始めていた妹が実家を出て友人とルームシェアを始めた。なんでも自分がやりたいように過ごす妹を見て、“私の方が先に出るつもりだったのに……”と焦りと悔しさでいっぱいになる。しかし、実家暮らしの快適さを考えると、実家を出るのをとどまった。

「“妹はバカだ。実家にいる方がお金も貯まるし、メリットが多いのに”って、自分を納得させるように考えていました。転職も考えたのですが、毎月、決まった給与が貰える安定を手放すのが怖かったんですよね。まだ25歳だし、やりたい仕事やもっと給与が良い企業に転職できたのでは……と、あの時に踏み出せなかったのをたまに悔やみます」

薫さんは年に一度提出している評価シートに、都内にある別部署への異動の希望を出した。しかし現部署では、一から教育するよりも仕事に慣れている社員で業務を勧めた方がスムーズなため、人員不足から異動は見送られた。薫さんは、人生が止まった気がした。

「結婚しない」と言っていた妹が入籍!婚活も転職も、自分は動けないまま……

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