【勤続10年女子】演劇で上京する夢を捨て、地元で団体職員に。残り少ないモラトリアム期間~その2~

【勤続10年女子】演劇で上京する夢を捨て、地元で団体職員に。残り少ないモラトリアム期間~その2~

大卒の新卒入社した社員の、入社3年以内の退社が30%とも言われている現代。正規雇用ではない派遣やパート、フリーランスという働き方が多様化する中で、アラサー、アラフォーともなれば勤続10年近くになる社員もいる。

そんな「勤続10年女子」の本音に迫っていく。

今回登場するのは、宮崎県で団体職員として働いている綾子さん(仮名・32歳)。

綾子さんは宮崎県宮崎市で生まれ育った。不動産業を営んでいた父と、家業を手伝っていた母は仕事が忙しかったため、小学校の時に生まれた7歳年下の弟の面倒も彼女がよく見ていた。両親ともに九州出身で、家の中では父が言うことが絶対。小学校の頃から読書が好きで、中学に入学すると演劇に興味を持ち、高校は演劇部があるところへ進学。顧問の先生から戯曲やDVDを借りてみるようになり、それまで知らなかった世界と出会うことになった。演劇に没頭する綾子さんは次第に東京の大学に進学したいと思い始めたが、両親から猛反対を受けて東京の大学受験を断念。九州の他県の大学に進学する。

成人式で地元に戻ると、東京に進学をした同級生と再会した。好きなことをしていたり、夢を追いかけている友人と会うと、何もしたいことがみつからない自分が恥ずかしくなった。都会に出た友人たちの話のテンポや、服装なども変わったように感じて、田舎に取り残された気持ちが込み上げてくる。その反面、満員電車などのストレスがなく、自分のペースでクルマを運転し、暮らす生活が自分にはあっていると気づいていた。

親からは、宮崎県に戻り、公務員を目指すように勧められていた。大学に入ってからは、なにも運動はしていなかったが、身体を動かすのは嫌いではなかった。そのため、県庁の職員以外にも、警察官の採用試験も受けた。狭き門のため、公務員の内定は得られなかったが、非営利組織から団体職員として内定が貰えた。

「就職先が決まってホッとしたのですが、“これでずっと地元から出られないんだ”と少し寂しく感じました。でも周りではレジャー産業や、携帯やスマホの販売というような接客業で、手取りも12万ちょっとというケースが多いので、安定した仕事に就けたのはラッキーだと思いました」

夢を捨てて手に入れた安定した仕事。しかし、営業ノルマが達成できず親に泣きつく

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