今年のアカデミー賞を(こっそり)にぎわせた名作はコレだ!

今年のアカデミー賞を(こっそり)にぎわせた名作はコレだ!

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2019年、第91回アカデミー賞授賞式が終わってしまいました――この時期は毎年、そんな虚脱感に襲われます。「きゃ~このドレス素敵、どこの?」「〇×の奥さんって地味だね!」などと言い合ったり、授賞の喜びが伝わるスピーチに心を打たれたり。賞の行方を予想しながら画面に見入って「この映画面白かったな~」と改めて思ったり、スターの素顔を垣間見て感じいったりと、映画に心惹かれる人なら興味は尽きません。そんなアカデミー賞から、ちょっと掘り出しもの的作品とそのおすすめポイントを紹介します!

コンパクトでシンプルになったアカデミー賞受賞式

もう少しアカデミー賞授賞式の話を。司会者不在でスピーチへのツッコミもなし、全体にぐっとコンパクトになってショーアップされた場面が減り、「ちょっと地味かも……」等と思った今回。でも終わってみると、なんだかんだいって存分に堪能しました。

観ました!?『アリー/スター誕生』の「Shallow」をブラッドリー・クーパーとレディー・ガガがデュエットするシーンを!名前を呼ばれてステージに促されたガガは、熱い眼差しをさっそくブラッドリーに向けました。二人はステージに上り、ピアノを挟んで歌い出すも、やがてブラッドリーがガガの隣に来て連弾に。カメラは彼らの表情にぐぐっと寄り、二人だけの世界をつくり出します。目を閉じながら歌声までハンサムなブラッドリーは、カメラマンの意図を完璧に知り尽すかのようにその美しい横顔をピタリと固定。そんな彼へのトキメキがどうにも隠しきれず、同じように目を閉じながらも瞼がぴくぴくと動いてしまうガガ。そういえば最近ガガって婚約破棄したっけ、その理由って……これ!?等といらぬ邪推が頭をもたげるほど、二人のケミストリーは一瞬でそこを映画の1シーンのようなホットな空間にしました。

紫でキメたファッションも超個性的だったスパイク・リー監督が『ブラック・クランズマン』で脚色賞をとり、プレゼンターで長身のサミュエル・L・ジャクソンにジャンプして抱きついたこと。その後のスピーチで来年のアメリカ大統領選挙に触れ、自身の監督作を絡めて「レッツ、『ドゥ・ザ・ライト・シング』!」と雄叫びを上げたこと。監督賞他を受賞した『ROMA/ローマ』のアルフォンソ・キュアロンは、おめめがくりくりのお人形みたいだったこと。作品賞を『グリーンブック』が受賞したときにピーター・ファレリー監督が手放しで喜ぶさま、作品の関係者が大勢ステージに上がったとき、主演なのに控えめに端っこにいて密かに喜ぶヴィゴ・モーテンセンに萌えたこと。ああやっぱりアカデミー賞受賞式って楽しい。もはや来年が待ち遠しい……、そんな気になります。

洗練のモノクロ映像に酔う――『COLD WAR あの歌、2つの心』

本題に戻って、監督賞・撮影賞・外国語映画賞にノミネートされながらいずれも受賞は逃してしまったポーランド映画『COLD WAR あの歌、2つの心』について。始まりは1949年、ポーランドの田舎町。民族合唱舞踏団「マズレク舞踏団」の養成所で出会った音楽家のヴィクトルと歌の才能に恵まれたズーラの、長くてどうにもならない愛の物語です。

この映画は、ものすごく美しい。まずはギリギリまで洗練されたモノクロの映像。ピタリと計算された構図ときっぱりした白と黒の濃淡が描き出す映像にほれぼれし、そこに浮かぶ俳優たちの細かな表情の揺らめきに見入ります。ドキュメンタリー出身のパヴェウ・パヴリコフスキ 監督は説明を排し、ズーラの歌う『Two Hearts』を気怠いジャズ、マンボ、ロックンロールとアレンジして繰り返し登場させて画面のムードを決定づけるのです。

冷戦下、ポーランド、鉄のカーテンに隔てられたベルリン、ユーゴスラビア、パリと舞台を移し、時を経てくっついたり離れたりするヴィクトルとズーラ。監督は自身の両親をモデルに、美術品のように美しいラブストーリーを仕上げました。ズーラを演じたヨアンナ・クーリグの、女優としての底力も衝撃的。

『COLD WAR あの歌、2つの心』

『COLD WAR あの歌、2つの心』
(配給:キノフィルムズ)●監督:パヴェウ・パヴリコフスキ ●出演:ヨアンナ・クーリグ、トマシュ・コット、アガタ・クレシャ、ボリス・シィツ、ジャンヌ・バリバール、セドリック・カーン ●6月28日~ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国ロードショー

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