【私の場合】地方の男尊女卑、ブラックバイト、結婚、妊娠……子供を奪われ、無意識に搾取される女性の人生~その2~

【私の場合】地方の男尊女卑、ブラックバイト、結婚、妊娠……子供を奪われ、無意識に搾取される女性の人生~その2~

ハリウッドから端を発した性暴力被害者に連帯する「#metoo」の世界的な広まり。多くのセレブや著名人が意思を表明しています。

重田真奈さん(35歳・仮名)は、地方の過疎エリア出身。22歳で結婚してから、義実家の理不尽に巻き込まれて過ごしてきました。

その1はこちら

「24歳の時に妊娠してバイトを辞めました。最終日にオーナーから『今、エッチしても妊娠しないんだよね』と言われ、お尻を揉まれた時にゾゾーっとしました。女性は性の対象でしかないんだ……と思いました。そして、妊娠してから豹変した夫も怖かった。つわりが激しく立ち上がれなくて思うように家事ができないと、『妊娠は病気じゃねーんだよ』とか『おふくろは出産当日まで畑に出ていた』などとなじって来る。子供が産まれるまでの辛抱だと思って、やり過ごしましたが」

25歳で男の子を出産すると、DVはエスカレート。

「子供中心の毎日になるので、長男で甘やかされて育った夫は面白くないらしく、子供ばかりをかわいがる私に、言葉だけでなく肉体的な暴力を振るい始めました。実はこの時の記憶があまりにも辛すぎて、全然ないのですが、いきなりキレる夫から、息子をどう守るかばかりを考えていました」

26歳のときに、重田さんは離婚を決意します。

「夫に言ったらソッコーで殴られるので、義母に相談しました。すると『私の時はもっとひどかったのよ。だからあなたも我慢して』と言われました。義母は『嫁は衣食住を保証され、ラクな生活ができるのだから、夫のワガママに従って当然』というようなことを言っており、このままでは私が死んでしまうと、息子を連れて実家に帰りました」

実家の両親は、窮状にある娘を受け入れたものの、離婚に大反対。その理由は「みっともないから」。

「田舎は保守的なので、離婚=恥ずかしいこと なんです。今思えば、実家も特に裕福ではないし、いきなり私と息子が帰ってきても困ったと思います。2日後に、義両親と夫が実家に乗り込んできて、『離婚してやってもいいけれど、孫は渡さない』という話になりました。当時は若かったので、『それでもいいから離婚したい』と答えてしまい、その翌日離婚届を出して、それっきり息子とは会えていません。高校の同級生の話では、元夫は別の女性と再婚し、その女性が実の娘2人と分け隔てなく息子を愛していると聞いたので、心配してはいません。それに、1歳のときに別れたので、私も息子という実感がないんですよね」

このような男女差別に根差した問題は、育ってきた環境が『当たり前』だとする思考から生まれると真奈さんは指摘。

「今なら離婚届を出す前に、弁護士を立てて慰謝料をもらうなどもできたはずなんですけどね。当時は『お前みたいな女が悪い』と言われていたり、『うちの嫁としては、あなた失格よね』などと言われていたので、『私がワガママだから悪い』と思い込んでいました。でもこれって、マインドコントロールに近いものがあると思います。幼い頃から、『●●ちゃんはいい子だね。大人の言うことを聞いてえらいね』などとほめたり、我慢することを奨励したり」

親や大人の言うことを聞くから“いい子”、は女性が言われることが多い

1 2
セカンド アプリ アラフォー 浮気 婚活 占い 恋愛 結婚 恋愛運 その1 運勢 キャリア 貧困女子 アラサー 美人探偵 不倫 恋愛講座 時短 浮気事件簿 金運
賢人人気ランキング
人気記事ランキング
Specialコンテンツ

  • Information
    シャアしてね!
    ABJマーク

    ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。

    ページトップへ▲
  • ABJマーク

    ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。