【もやもや】共感しすぎて辛い…『獣になれない私たち』普通にしんどい苦しさって人になかなか伝わらないんだよな~その1~

【もやもや】共感しすぎて辛い…『獣になれない私たち』普通にしんどい苦しさって人になかなか伝わらないんだよな~その1~

先週から始まった『獣になれない私たち』が「主人公・晶の境遇がわが身のように辛い」「共感しすぎて胸が苦しい」と独身アラサーOLに話題です。
新垣結衣さん演じる主人公・深海晶はIT関連会社の営業アシスタントでありながら、美人で気遣いも仕事もできるがゆえに、仕事を次々と押し付けられていきます。それでもこなせてしまうわけですが、心はどんどん摩耗していく……。1話は「晶の厳しい現状紹介」がいやというほど丁寧に描かれていて、「見ているこっちまでしんどくなる」構成でした。

1話で主人公のピンチな境遇をつまびらかにするという手法は、この手のドラマの常套です。たとえば、1994年に放送された『29歳のクリスマス』というドラマでは、山口智子さん演じる主人公が29歳の誕生日の朝に円形脱毛症を発見、結婚するつもりだった恋人に振られ、生きがいだった仕事も年下に奪われて左遷まがいの異動を命じられる。というところから物語がはじまります。とはいえ、これ、冒頭の十数分で一気に見せられて、以降は“ドラマ”が動き出します。しかし、『獣になれない私たち』は違います。それは、現代の独身アラサーOLにとって、恋人に振られるとか、やりがいのある仕事を失うとか、そういった「わかりやすい大きなバッドチェンジ」よりむしろ、日常の些細な積み重ねが、辛さやしんどさを生み出しているからにほかなりません。そして、それらは「些細な積み重ね」のため、人には伝わりにくいものなのです。だから、1話まるごと使われたのでしょう。

晶の現状は、ありえないほどサイアクです。しかし、その一方で「ありがち」でもあります。

まずは会社。周囲では、「前いた会社を思い出す」「ひどい会社だなぁと思いつつ、それを普通に感じている自分が怖くもあった」という声も多く聞かれました。口汚くて横暴な上司、調子のいい同僚、ポンコツな新人。この3種が揃ったら地獄です。しかもドラマでは上司は社長であり、お調子者の同僚もポンコツ新人も、「悪い人では、ない」。逃げ場がありません。そして晶は優秀なので、ほかの人ができないことも(頑張れば)できてしまう。だから結果的に自分にどんどん負荷がかかっていってしまう。「寝なければできる、仕事時間を増やせばできる、自分のお金を使えばできる、っていうのが“できる”ことになってしまうなら、仕事は一生終わらないことに気づくのはうつ病になってから」と言う人もいましたが、晶の“できる”はまさにこれ。ぎゅうぎゅうの満員電車の中で立ったままタブレットで企画書を修正する、電車の待ち時間にホームのすみっこでパソコンを開いてメールを送信する。筆者も「あるわー」と思いましたが、やってる人、多いですよね。深夜まで作業をしてもらうエンジニアスタッフに、差し入れするおにぎりとお茶を購入するときに、領収書をもらえず自腹決定となる……なんていうシーンも、「メール対応していたせいで、電車1本乗り過ごして、結果タクシーに乗らなきゃ間に合わなくなるとか、大した額じゃない自腹出費ほど、じわじわ染みるんだよね~」という納得の声が上がりながらも、やはり「ありがち」。そして、わからない人には「そんな、大げさなこと?」と言われがち、思われがちなことなのです。

普通に辛い、しんどい……そこに共感

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