乳がん母さんの明るい共病7|悪気の無い人たちの発言に、軽く傷つく患者の心~その2~

乳がん母さんの明るい共病7|悪気の無い人たちの発言に、軽く傷つく患者の心~その2~

「あなたは強いわね」「なんで私ばっかり」「な~んだ」などなど、決して嬉しいとは言えない言葉の数々。その1では、誰だっていつ何時どうなるのかわからないということについて触れました。~その1~はコチラ

どのタイミングで病気の事実を公表する?

 妊娠がわかった時、企業に勤める女性は、どのタイミングで報告するか悩むと思います。

病気も同じです。

報告するのか、しないのか。上司にはしても、同僚にはするのか。人事にだけ話して、あとは黙っているという手もあるでしょう。

企業の中だけの話ではないです。友人や、実家にいる家族、子どもがいれば先生方。誰に話して、誰には口をつぐむのか。その範囲は人それぞれだと思います。

特に「ガン」というのは、どうにもこうにも語感のインパクトが強すぎます。さりげなく伝えたつもりの相手が、カメハメ波をくらったかのような衝撃を受けたのが見てとれたりするので、やたら気を使います。

絶対に秘密、という人もけっこういます。

確かに、わざわざ自分の不運の話をおしゃべりして広める意味はないように思います。

でも私は、そのときまだ下の娘が小学1年生だったので、ママ友の助けが必要でした。それと、PTAの役員などもやっていたので、入院することで迷惑をかけるだろう相手には報告しておかなければいけないと思いました。

このとき、「実はね……」と報告した相手は、5~6人くらいでしょうか。

驚いたのは、報告した相手の全員が、「えっ、そうなの?」とビックリした上で、「実は私の周囲も乳ガンで……」と返してきたことです。それは、お姑さんだったり、実母、おばさん、友人の話だったりしました。

最も驚いたのは、「ウチの夫もなのよ」と返してきたママ友です。彼女の夫さんは、まだ30歳そこそこのときに乳ガンが発覚し、全摘したそうです。

「といっても男だから、困ることといえば、ジムのプールで泳ぐときに片方の乳首がなくて、ちょっと恥ずかしいくらい」

けっこう仲良くつき合っていた相手なのに、初耳でした。「だって、親戚にも話していないもの」。いや~~、ドラマってあるものです。

この時の私は、きっとカメハメ波をくらったような顔をしていたことでしょう。

あっ、ちなみに、全摘手術をしても、乳房再建をすれば乳首は作ってもらえます。乳輪はアートメイクで眉毛を作るように、入れ墨方式で描いてもらえます。(←これも初めて知った時は、なかなかの衝撃でした)

男性の場合は、そこまでの必要はないと思いますが。

つーか、世の中、そんなに乳ガン患者っているものなの?もしかして流行ってる?ツイッターでトレンド入りとかしちゃってる?

まあでも考えてみれば、7人に1人が乳ガンという時代、誰しも身近に1人や2人や3人くらいはいる計算になります。みんな、わざわざ言わないだけ。

私は妊娠したとき、「世の中にこんなに妊婦さんっているんだ!!」とビックリしました。それまでは、興味がないから視界に入っていなかったんですね。

年下の友人にその話をしたら、「私、妊婦さんなんてもう何年も見たことないですよ。街中に妊婦さんなんています?」と言ってのけました。いやいや、電車に乗っても1車両に1人くらいの勢いでいるって!! 

見ようとしないから、見えないだけ。

「関心がない、ってすごいなあ」と、変な感心をしてしまったものです(シャレではありません)。

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